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2015年2月 6日 (金)

国見山石灰鉱業(株)専用線・その1

某所にてリクエストがありましたので、古い写真をスキャンしてみました。
元南海の凸電が走る、どこの鉄道とも接していない“陸の孤島”の専用線、国見山石灰鉱業(株)専用線を訪問した時の画像です。
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92年の5月の末、大阪をレンタカーのマイクロバスで出発し、伊勢で一泊してからの訪問でした。
遙々辿り着いた我々一行を出迎えたのは、港の荷下ろし場でパンタを降ろし休む凸電の姿。
盆暮れ以外は年中無休と聞いていたのに何故?! と思ったものの、せっかく来たので何はともあれ撮影開始。
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石灰石輸送貨車は、古風な2軸車から、近江鉄道から来たボギー車に置き換えられた直後。
多分、多賀~彦根の住友セメントの石灰石輸送で使われていたのがお役御免で売られたもの。
山上へ戻る時に先頭となる側には、前方監視用の乗務員室が設けられている。
他に連結する車輌なぞないので、単純に乗務員室を継ぎ足しただけで連結器は見えていない。
今回、本項を書くに当たって、この乗務員室の下がどう処理され継ぎ足されていたか、覗き込んで撮っておけば良かったと思ったが、それはもう後の祭り。
隣接する空き地(駐車場?)には、部品取りにするのか搬入されたものの線路に載せてもらえなかった貨車2輌が放置されている。
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この後、ちょっと内容を語れない騒動を挟んで、再びバスに乗り込み専用線の山上側の終点へ移動する事に。が、その道中も、先の騒動を上回る大変な騒動が発生していたりする(汗
 

凸電が走る専用線の更に上にある曳索トロッコの専用線。
その荷下ろし場を訪ねてみたところ、運休している理由が判明した。
トロッコのケーブル交換工事のために上部トロッコ軌道が運休しているためである。
何とも当たりの悪い話だ。(´Д`)
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荷下ろし場から山上方向を見てみる。
中央に、右側の軌道から外されたケーブルが馬に載せられ、そして撚り直すためにほどかれている。
ベルトコンベアみたいな代物なので、積み荷を積んだトロッコもそのままお休み中。
旧番がまだ見える状態で、大きく書き直されたナンバーが「読めりゃあええねん!」と言いたそう(w
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荷下ろし場の掲示物。
札の番号通りの順番で、トロッコが連なっているらしい。
札には直接チョークで状態を書き込むらしい。
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荷下ろし場を辞して、軌道沿いに更に山上へと向かう。
軌道に並行する川が涸れていて水がないので、川底へ降りて歩いてみる事にした。
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川底と軌道のレベルが近くなってきたので、軌道敷へ上がってみた。
途中、結構立派なトラス橋も架かっている。
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ほどほどなところで戻ってきて、放置されている旧来使用されていた2軸車を撮影する。
仮設の軌道でムリヤリ押し込んだらしく、乗務員室の下部が凹んでいる。もう使う気ない事がよく判る。
乗務員室の前面窓が住宅用サッシで、手作り感満載。また、連結器の上に後から取り付けた構造も同じ。
乗務員室の中には手ブレーキすらなく、ただ単に座って前方監視するだけ。
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振り向くと、背後は採石積み込みプラント。
奥のトンネルの中へ貨車を押し込んで積み込んでいるらしい。
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以上で、この日は終了。
帰路へと就いたのであった。
【つづく】

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