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2014年9月 3日 (水)

「ボンネットバスで行く さよなら 五新鉄道」

数ある旧国鉄の未成線の中で、バス専用道として日の目を見た分だけマシかも?と思われた国鉄バス阪本線。
西日本JRバスになった後、撤退で奈良交通に代替わりしたものの、専用道の設備老朽化で来たる9/30限りで路線廃止、封鎖される事に。
“マニア心”を心得た奈良交通がこの機会を逃す訳がなく、「ボンネットバスで行くツアー」を企画。
このタイミングを逃すと訪ねる機会はもうないだろうと、ツアーに参加してきました。
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最寄りの中百舌鳥から南海電車で橋本へ出て、JR和歌山線に乗り継いで、おけいはんに乗り継げない五条へ。(w
改札を出ると、いきなり前方からやってくるボンネットバスの姿が。
午前出発の便が帰ってきたところらしい。
ギリギリより1本早い電車で来て正解であったか。
平日なのに車内は満員御礼の様子。
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ボンネットバスが去った後で、奈良交通の待合所を探索。
かつてあった窓口業務は今は全てバスセンターの方へ移っているので、寂れる一方。
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駅前の食堂で昼食の後、乗車する午後便の到着を待ち構える。
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そして乗車! 出発!
今回は乗る方なので、専用道入り口とかの画像はナシ。
途中、生子(おぶす)トンネル内で停車。
扉位置を合わせて停車し、トンネル内に残るキロポストを撮影できるようにするサービス!
専用道で他の車両に配慮する必要がないので、この後、あちこちで停まってくれます。
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次の停車地。
こんな感じでゾロゾロ降りてきて撮影します。
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その脇に建っていた、鉄道用地の証しとも言うべき枕木柵。
ボルトまで残っています。
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次は、トンネル出口付近で停まって、皆が降りたら出てきます。
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楽しいツアーも、あっと言う間に終点・城戸(じょうど)。
下の国道を走る奈良交通バスにも「城戸」があるので、こっちは「専用道」を冠して区別しています。
尤も、奈良交通としては下の国道を走る路線の方が古いのですが。
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こんな看板も出てきました。
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定期路線の時刻表。
国道が改良されて専用道より走りやすくなった今となっては、もう日常の足として使える代物ではなくなっています。
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そして、専用道として使われていない末端部。
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冷風が吹き出すトンネルの入り口に貼られた銘板。
ここ城戸から先は高規格な鉄建公団建設区間となり、文字通り“木に竹を接いだ”状態。
戦中に五條市内に作られたコンクリート高架区間なんて、資材省略の鉄筋が入っていない使い物にならない構造物なので、五条から通しで列車を走らせる気があったのかも怪しい。
国鉄の継続事業として鉄建公団が引き続き建設を続けたんだろうが、まさしくムダ使い。
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トンネルを撮って戻ってきたら、バスのボンネットが開いていた。
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方向幕が「五條駅」に切り替わって、楽しいひとときの終わりが近い事を告げる。
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発車前の束の間、車内を撮影。
今、専用道の管理者は五條市になるので、バスを走らせている奈良交通といえども、五條市に許可を得る必要があるらしい。
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城戸を出発し、高架の上で停車。
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続けて映画の撮影で有名になった賀名生(あのう)で停車。
頻発運転していた時代は交換していたであろう痕跡のある道幅。
そして、何故か字体の異なるバス停標識(w
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観光案内看板に残る「国鉄バス」の文字。
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そして最後の停車は、踏切遮断機が残る交差点。
遮断機の竿が降りる方向が専用道を遮る方向なので、富山地鉄の射水線廃線跡専用道のように、一般車が入ってこないよう普段は遮断機が降りていて、バスが来ると上がるようになっていたのではないかと推測する。
その名残で、今は機能しない遮断機の代わりに黄色いパトランプが点灯するようになっている。
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この交差点通過シーンの撮影を最後に、名残惜しい専用道からさようなら。
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ツアーなので、最後にはこういう場所にも寄ります。
建物の屋根が緑青噴いてきたりして結構いい感じにエイジングされているので、まぁええか(w
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終点・五条駅に到着、解散。
3時間ほど前に同じような画像を撮影したような気がするけど、気にしないでおこう(w
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コメント

さすが、マンを痔にして半年ぶりの記事!
ボンネットバスもバスの塗装も「専用道」というバスヲタではないオレが始めて聞く概念も、そしてプリンちゃんのお写真もすべてがすばらしい!

 気にはなっている路線だったけど、いよいよおしまいですね。奈良交通も「やれやれ、やっと終わった」というのが本音じゃないのかな。

>犬のおっちゃん
3ヶ月ですって。^^;

>モハメードペーパーさん
正直、そうでしょうね。

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